おーばのつぶやき

東京下町の零細企業で仕事をしながら日々の思いを綴ります。
様々に問題意識を抱えながら突破口を探しています。
元統一教会信者・現在は独り、世の矛盾にどう盾突こうかと悶々とする日々。
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お金
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    お金の話をしてみましょう。
    お金も人間だけが使うものです。

     


    お金・お金・お金!

    お金さえあればと、多くの人が考えてる。
    しかし、お金なんてあってもそれだけではどうしようもありません。
    お金が有効なのはお金と物或はサービスを交換してくれる人がいるからです。


    逆に、お金なんかなくても衣食住事足りていればなにも困ることはありません。
    衣食住足りても、もっともっともっといい暮らしがしたいと考えたときに、お金はその不気味なパワーを発揮します。

     


    お金は人類の歴史が始まって間もなく登場します。
    (Wikipediaでは紀元前3000年ころとしています。)
    具体的には、農耕を始めて『剰余生産物』が出始めた頃からです。
    日々の食料が足りていない時には、何かと交換して物資を得るという『余裕』はありませんでした。
    日々食べる分を確保することに精一杯でした。
    農耕によって蓄えられる穀物などを手にした人たちは食べるためだけに生きるのではなく、
    ただ生きる以上に『もっと』という欲求を感じるようになったようです。
    食べ物でもいつも同じものばかりではなく、よその地方の変わったものを食べてみたいとか、
    美しい装飾品を身に着けたいなど。
    これらの欲求があったからこそ文化の発達もあるわけです。

     

     

     

    もひとつ、Wikipediaに貨幣の機能として分析があったので抜粋。

     

    (1)支払い
    支払いのための貨幣は、責務の決済を起源とする。賠償、貢物、贈物、宗教的犠牲、納税などがこれにあたる。
    (2)価値の尺度
    価値尺度のための貨幣は、物々交換や財政の管理を起源とする。歴史的には単位のみの貨幣も存在してきた。
    (3)蓄蔵
    蓄蔵のための貨幣は、財や権力の蓄積を起源とする。食料や家畜、身分を表す財宝などがこれにあたる。
    (4)交換手段
    交換のための貨幣は、財を入手するための間接的交換を起源とする。売買がこれにあたる。

     

    いずれか1つに用いられていれば貨幣と見なせる。
    貨幣の4つの機能は、それぞれ異なる起源を持つ。
    4つの機能をすべて備えた貨幣が用いられるようになるのは、文字を持つ社会が発生して以降となる。

    ---以上Wikipediaより抜粋。


    理屈で考えると発生順序としては(3)が最初ではなかろうか?
    蓄えることができて初めて交換の場(市場)に引き出され、
    (2)の尺度が需給バランスの中で決まってゆき、
    (4)交換手段として流通に便利な穀物や貝、貴金属が貨幣としての位置を確定してゆくイメージ。
    (1)の支払いについては、交換を伴わない性質であるため、いずれの段階でも行われたことであろうが、
    貨幣での支払いという意味では(4)の後になるでしょう。

     

     

    先の記事で先駆者さんが紹介して下さったリンク(桜チャンネル)で、「お金は物じゃない」と言っています。
    私もその通りだと思っています。

     

    貨幣が発生した当初は、穀物や家畜、貴金属などそのものが生活の中で価値を発揮するものでした。
    貝殻なんかはよく分かりませんが、装飾品としての価値があったという話もあります。

     

    しかし最近の貨幣は額面通りの価値をその物が持っているわけではありません。
    紙幣を考えれば分かりますが、貨幣にしても金貨や銀貨の時代とは違います。
    借用証書みたいなものです。
    しかも近年はオンライン口座取引によってその様相を大きく変えています。
    もはや証書である必要さえなくなり、ただのレコード(記録)でしかありません。

     

    ポイントを競うゲームと何ら変わりません。

    円とかドルとか、国家が設定し、保証するポイントが“通貨”です。
    国でなくとも借用証書を発行することは可能ですが、今はこれらが“ポイント”として流通しています。
    “ポイント”のどこが借用証書なのかと感じられますが、機能を考えれば立派に借用証書です。
    リーマンショックの頃に、JALが破綻しましたが、この時、JALが発行していたマイレージポイントも問題になりました。
    ユーザーが貯めていたポイントをどうしてくれるのだと言い出したのです。
    ポイントを貯めていたユーザーが債権を主張した格好です。
    個人商店や町の商店街の発行するポイントや、スタンプカードなどはあくまで顧客サービスの域にありましたが、
    大手企業が交換価値の高い景品を多種類選択出来たり、また、利用料金の一部として利用できるシステムを構築した結果、消費者は経済活動の一部としてポイント活用を考えるようになっています。
    ポイントを貯めることは貯金をするのに近い位置づけになってきているのです。
    更に最近では、商品を購入するのではなくて
    ポイントを購入(チャージ)してからポイントで商品を交換するシステムも多く見受けられます。
    プリペイドカードや各種商品券も類似のシステムと考えていいでしょう。
    これらは金券ショップで売買されていますが、その流通価格は記載された額面通りではありません。
    これらは企業や団体がその交換価値を保障していますが、企業・団体が破綻した場合にはただの紙屑とみなされるのが現行の法律です。
    JALは再建されてポイント制度も引き継がれましたからここでの騒ぎは忘れ去られましたね。

     

    ポイントは割引サービスに代わって付与されるものなので、将来的にお金の代わりに使ってくださいという約束手形と同じです。
    景品との交換でも代金の一部を飽津刈っているのと同じことです。
    つまりポイントを発行している企業側から考えれば債務として位置づけられなければなりません。
    しかしこの債務は取り立ての甘い債務で、有効期限をつけておけば無効化されるものも少なくないはずです。
    事業決算にも影響しません。

     

    最近、他人の楽天ポイントを不正入手して龍角散ダイレクトを大量購入した中国人のニュースがありました。
    盗まれたのが銀行口座の残高であればもっと大騒ぎになったと思いますが、盗まれたのがポイントだったからか、大した騒ぎにはなりませんでした。
    人は現金の管理には敏感ですが、ポイントの管理に気を配っている人は少ないのかもしれません。
    流通のブラックボックスが徐々に成長しています。

     

     

    | おーば | - | 20:10 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

    個人的には通貨は未成年が使うもの、ということで良いと思ってます。成人したら電子マネーで全てが完結するようにしてしまう。普段の生活でお金など意識しなくても生きていけるのが理想かなと。
    | どんぐり | 2017/10/08 7:22 AM |
    通貨は未成年が使うもの。そいうい発想もありですね
    未成年の時代には、色々と比較することが必要な時代なのかもしれません。
    成人したら、電子マネーさえ不要になる気がします。

    こんな話は理解し難いくらいに私たちはお金ベッタリなくらしをしています。
    | 桜葉佳代 | 2017/10/08 2:17 PM |









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