サクラ・Leaf(おーばのつぶやき)

東京下町の零細企業で仕事をしながら日々の思いを綴ります。
様々に問題意識を抱えながら突破口を探しています。
元統一教会信者・現在は独り、世の矛盾にどう盾突こうかと悶々とする日々。
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教育・法・経済
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    人間の人間らしいシステムとして、法と貨幣経済に触れましたが、もう一つ重要な要素があります。
    それは教育です。

     

    「人間は人間として生まれるのではなく人間になるのだ」という言葉を聞いたことがないだろうか?
    オオカミに育てられた赤ん坊が、オオカミとして暮らし、人間社会に戻されても人間らしい生活をすることができなかったという実話があります。
    そのことを研究した人物の言葉だったと思うのですが、検索してもそれらしきが見つかりませんでした。
    代わりに面白いサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。

    http://essay-hyoron.com/essay6.html
    良く知らない人ですが、生物が専門だと書いてありました。
    ここで引用されているのが先のオオカミ少年の話です。
    (二つ目の見出しの下。長いけれど全文読んでも面白いと思えます。)

     

    人間は教育を通じて文化文明を継承しています。
    これも他の動物にはできないことです。
    人間は教育によってその人格形成に大いに影響を受けます。
    これは特殊なことです。
    群れをつくって生活する動物には、親から子供へ狩りの手法継承くらいはありますが、それは生活に密着した内容に限られます。
    オオカミ少年も、生活面における教育を、オオカミから受けたからオオカミらしい生活ができるようになったのです。
    しかし、托卵で有名なカッコウのヒナは育ててくれたオオヨシキリの習慣は学ばず、カッコウとしてまた托卵するのです。
    オオヨシキリの習性を学べば、カッコウも自分で卵をかえすでしょう。

     

    オオカミの赤ん坊を人間が育ててもオオカミはオオカミです。
    チンパンジーの赤ん坊は人間臭くなりますが、それでも人間のような生活は厳しいでしょう?

     


    人間は、人間としての教育を受け、成人しても人格を磨くべく文化的な活動を持ちます。
    人間は、個体で生活をすることはできません。集団で生活するために法律をもって秩序を維持します。
    人間は、生活物資やそのほかの価値を得るために、貨幣を用いて交換するシステムを持ちます。

     

    5月27日付の記事で人間とサルを分けるものとして幾つか挙げました。
     二足歩行、火の使用 、道具の使用(科学の原型?)、言葉の使用、祭祀。
    上の三点はこれらの土台の上に築いた社会システムと言えるでしょう。
    このシステムは、どんなに教育してもチンパンジーには不可能です。

     

    第一に、人格形成がなされ、
    第二に、一人前の人格をもった人たちの合意によって秩序だった法整備がなされ、
    第三に、法に則った流通経済が営まれることが順当な流れ
    であろうと感じます。

     

    現在の日本では、一番目の人格形成のための教育がとても脆弱であると感じます。
    戦前には、教育勅語によって人格形成の目標が掲げられていましたが、これは人間の自由と尊厳を奪うとでも言わんばかりに否定されています。
    教育勅語は賛否両論ではありますが、否定する声によって、自由と個性ばかりが重要視されて肝心の人格形成の目標を打ち出すこと自体をやめてしまったのです。

    人間らしさである教育が否定され、代わって経済的繁栄を求めるための教育ばかりが注目されています。

     

    個性と自由を重要視することで、共同体運営に支障が生まれ、地方のコミュニティは壊滅状態です。
    教育と法が破綻している状況で、経済が暴走しているのが現状なのでしょう。

     

    共産主義が注目したのは三番目の経済システムとそのシステムを維持するための法です。
    共同体を秩序的に運営する法と人格形成についてはすっかり抜け落ちています。

     


    (お気づきかと思いますが、この三点は三大祝福に相当しています。)

     

    | おーば | 勝共理論・頭翼思想を考える | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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